東日本大震災「被災地現地学習会」開催報告
東日本大震災
「被災地現地学習会」開催
2011年3月11日の東日本大震災より5年が経った今、地震と津波の被害を受けた宮城県、地震と津波そして福島第一原発事故の被害を受けた福島県の被災各地を3日間の行程で回って行きます。
「見聞」。聞くことの大切さももちろんですが、今回は実際にその現場に立って、自分が何を感じるか、どのように受けとめるのか、見るということを大切にして現地学習を進めてまいります。
日程:2016年6月1日~3日
会場:宮城県 仙台市海楽寺・荒浜地区・名取市閖上地区
福島県 南相馬市小高地区・原町別院・二本松市真行寺
◇2日目
仙台市荒浜地区
沢山の人々が生活する住宅街がありました
現在は災害危険区域に指定され今後ここに人々が住むことはありません
荒浜地区で亡くなられた方々の慰霊のために建立された観音菩薩像
元々あった防潮堤に1.5mかさ上げされ現在は海抜7.2mの高さになっています
防潮提から見る荒浜の海
日和山から見る閖上地区
ここにも多くの人が住み、大きな住宅街がありました
併設している幼稚園の園児たちが遊ぶクライミングウォール。裏山からの落ち葉による除染作業にも一役かってます。
予定していた現地学習先をすべて訪ねることができました。
考えさせられることの多い、実りある2泊3日の現地学習会となりました。
震災から5年が過ぎましたが、宮城の人も、福島の人も、様々なことに立ち向かい取り組み、闘いながら今を生きておられます。