同朋部門 「推進員後期教習」事業報告
研修事業報告
部門名:同朋部門
研修事業名:「推進員後期教習」
開催日:2022年4月22日(金)から25日(月)まで
講師:白山敏秀氏(第四組生振寺前住職)
会場:真宗本廟
参加人数:14名
スタッフ人数:部門員2名、教化委員会執行部2名、組執行部1名
「推進員養成講座」のカリキュラムとしての諸研修を終えた14名の方々と、真宗本廟において「推進員後期教習」を実施し、新たに推進員が誕生いたしました。以下、日程順にその時々の様子等を記載いたします。
研修旅行行程の初日は朝の便で千歳を発ち、信楽陶芸村にて昼食をとり、「長浜別院大通寺」を参拝しました。そこではご輪番のご挨拶の後、じっくりと諸殿拝観をしました。担当して下さった方の説明が詳しく明快で、また見応えのある宝物も多く展示されていましたので、一同時間いっぱい拝観しました。
信楽陶芸村にて
長浜別院大通寺での様子
その後、宿所である長浜のホテルに入りました。夕食はかなり広い大部屋で、ソーシャルディスタンスが確保された配置ではありましたが、マイクを用いて一人一人の自己紹介などを行うことができました。
次の日は、朝からバスで移動し、午前中に真宗本廟に到着しました。同朋会館での日程は、感染症拡大により「特別日程」となっており、ややタイトになっておりましたが、三日間通して白山敏秀氏(第四組生振寺前住職)よりご講義をいただき、三つの班に分かれて座談会を行いました。
講義中の様子。講堂を広々と使用しました。
他、食事等が黙食となっていたり、その都度検温と消毒があったり、入浴も交代制となっていたりと、感染症拡大予防策が徹底されておりました。
食事の様子。
清掃奉仕の時間は、小雨の降る中ではありましたが、ご影堂門にて行うことができましたし、諸殿拝観も希望通り行うことができました。
清掃奉仕の様子。
諸殿拝観の様子。
また、このたびの教習参加者の中から9名の方が「帰敬式」を受けられ、法名をいただきました。ある方は、「宗祖のご真影の前に座ると、迫ってくるように感じた。身が引き締まる思いでした。」と感泣しておられました。最終日の「宣誓式」において、それぞれの班で語り深めた内容をもとに、尊前に宣言する宣誓文の作成にあたっては、ある班は大変苦労され、完成した時には、22時を回っておりました。
同朋部門といたしましては、この世情のなかで開催し得る最大限の形式を模索しながら、協議を重ねながら、連続講座を実施してまいりました。まずもって、参加者ご講師引率者ともども無事に研修を終えることができましたことに、安堵しております。組内御寺院ならびに関係者各位におかれましては、多くのご心配の声もいただきましたし、ご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。
報告者・・・巌城孝一