同朋部門 「お内仏のお給仕講座」活動報告
部門名:同朋部門
研修名称:「お内仏のお給仕講座」
開催期日:2022年3月13日(日) 13時から16時迄
講師:白山 敏秀 氏 (第4組 生振寺)
テーマ:「お内仏のお給仕ってなに?」
会場:東本願寺札幌別院 大広間
参加人数:12名
スタッフ人数:部門員4名、執行部4名
今回の「お内仏のお給仕講座」は、従来地域で開催されていた、「お内仏のお給仕」とは、参加対象が異なり、今年度の「後期教習」を受講される方のみを参加対象とし、開催された。
講師である、白山敏秀先生には、前事業である「真宗基礎講座Ⅰ、Ⅱ」に続き講義をいただいた。
講義では、「ご本尊(南無阿弥陀仏)の呼び声に呼ばれて道を求める者になる、声に気が付いた時に、そこに初めてお内仏、私を呼んでくださるご本尊となる。その呼び声を聞き続けるため、後の者に聞き伝えるためかたちとなった。また、その感動を伝えんとするためかたちとなった。呼び声がかたちをもって現れてくる。」という言葉をもって、何故今も私の前にお内仏、仏具というものがあり続けるのかお話しいただいた。
実技指導・座談会の時間では、まん延防止等重点措置期間内ではあったが、「後期教習」に向けての事業であった為、部門内会議で話し合った結果、新型コロナ感染防止対策を取りながら班別という形で行われた。座談の前半に、仏具の配置場所や向き等を参加者の方と共に確認し合った。後半は、講義の内容を復習し、話し合ったり、日常で、お内仏について気付いた事や、質問等で話合われていた。
お内仏を前にして、少人数での班別座談の形をとれたことは、参加者の方々一人一人のお話しをより聞ける場となったので良かったと思う、という意見や,コロナ禍ということもあり限られた時間だった為、座談がこれから盛り上がりそうなところで終わってしまい少し物足りなさを残してしまったのではないか、という意見も出た。しかし、「前期教習」での班別座談も同じ班で行う為、その少し物足りないということも含めて「前期教習」またその後に控える「後期教習」に繋がる時間となったのではないか。と事後協議の反省で話し合われた。
新規事業として開催された「お内仏のお給仕講座」であったが、参加対象を限定することにより、参加者の声をよりスタッフ、また参加者同士で聞いていける場となったと思う。そして、「前期教習」により近い形で行えたと思う。一つ一つの研修事業で学んだ事や反省を次の事業に反映し繋いでいくためにこれからもスタッフ一同で話し合って行きたい。
報告者:北 秀道