寺属学習会開催
事業:寺属教化部門『寺属学習会』
日時:2019年1月24日(木)14時~17時まで、25日(金)14時~17時まで
会場:真宗大谷派札幌別院
講師:近松誉氏(本山本廟部々長・慧光寺(大阪府)住職)
議題:真宗の荘厳序説~儀式・教学・歴史に学ぶ(承前)~
内容:講義、質疑
参加人数‥49名(34ヶ寺)※2日間合わせて
今年度の寺属学習会は昨年度にお話いただいた「荘厳論」を題材とする所以を冒頭に「私たちが日頃勤めている儀式の淵源に触れていく事。そして、一般寺院に於いて教学と儀式と宗派行政が一箇寺一箇寺バランスよく取れていないと現代の要請に応えることができないのではないか」と話されていた。その事を問題として「教学、儀式が片方の研鑽だけに寄っていく事」「儀式も教学もお互い邪魔にならない。批判的にならないことを願いとして進めていきたい」とお話くださいました。
両日ともに満席に近い形で学習会は賑わっていたように思います。今回で2回目の荘厳論に耳を傾けていく中で儀式と教学の結びつきと自身が仏事と向き合うということは出来る出来ないということより関わりを持つということの大切さを教えていただきました。