石狩南地域「お内仏のお給仕」
石狩南地域「お内仏のお給仕」
日 時:2018年4月21日(金)13:30~16:00
会 場:眞光寺 千歳市清水町
講 師:北 秀徳 師 第4組順誓寺住職
テ ー マ:「お内仏のお給仕」
参加対象:石狩南地域内寺院12ヶ寺 責任役員・総代・婦人部・ご門徒・住職・坊守・すべての僧侶、寺属
参加人数:67名
参加寺院:12ヶ寺
■研修報告
石狩南地域、今年度の「お内仏のお給仕」を千歳市の眞光寺さんを会場に開催しました。
先ず本堂にて参加者全員で正信偈をお勤めし、眞光寺ご住職の挨拶をいただいた後、会場を会館広間に移して、プロジェクターを使っての教材説明、ご講師からの講義と日程を進めました。
プロジェクターによる教材説明では、宮本正顕地域教化要員がテキスト「お内仏の荘厳と作法」も参照しながら丁寧に分かりやすく行い、参加者の方々も興味を持って教材に向かってくれました。
講義では、ご講師の地域内寺院順誓寺北住職から、「本尊」「三具足」「勤行」の3つのテーマを以て「お内仏」をお迎えしご安置する意義をお話しいただきました。
お金で買うことができるのが「お仏壇」であり、お金では買うことのできないのが「お内仏」。ご本尊に向かい、している、してあげているのではなく、どこまでも自己を中心とした向き合い方しかできない有り様、方向性が逆であることを気づかせていただく場としての「お内仏」の大切さをお話しくださいました。
また、ご本尊をお迎えしお荘りして終わるのではなく、そこで教えをいただく、すなわち勤行することの大切さをお話しいただき、赤本を中心に本山に確認されたばかりの、今現在最新の正信偈・同朋奉讃式のお勤めの仕方、御文の拝読法を教えていただきました。
今現在の声明については、ご門徒のみならず、参加していた僧侶も知らないままでいた部分も多く、ご門徒・僧侶とも貴重な学びの機会を得ることができました。
最後に、ご講師の北住職始め、地域内寺院、ご住職方の協力を賜り今年度も無事に地域「お内仏のお給仕」を終えることができましたことを感謝いたしますとともに、何よりも会所を引き受けてくださった眞光寺様、研修開催にご尽力いただきました眞光寺ご門徒の皆様に心から御礼申し上げます。
報告者:松本達也